研究概要 研究開発の沿革 実験室・ミニプラント


油脂を用いた廃プラスチックの分解とその応用

家電リサイクル法の施行に伴い家電やOA機器のABS系樹脂やPC樹脂が今後大量排出されることが予想されております。

しかし、今まで難燃剤入り発泡ウレタン樹脂・ABS樹脂・PC樹脂はダイオキシン発生の危険がある為、そのままでのリサイクルが大変困難であった。

そこで私共は研究を重ね廃棄物として処理の困っている廃食用油の300度付近における反応性が高いことを利用してこれら樹脂に廃食用油を添加し、熱分解を促進させ無害化中分子化しアスファルト改質剤としてリサクルすることにより廃プラスチックと廃食用油を有効利用出来るシステム
を開発いたしました。

この添加剤を10〜15%混入したアスファルトは金属や骨材への接着性が非常に高くストレートアスファルトが1平方センチメールあたり2.8kgの接着力であるのに対し6.9kgの接着力を発揮いたします。

また、通常使用されている改質アスファルトには1kgあたり約350円のSBS樹脂が11%添加されておりますが、私共が開発した改質剤を使用することによりSBS添加剤の使用を約2分の1に抑えられ大幅なコストダウンが見込まれます。


特許第3866594号(取得日 18年10月13日)
発明の名称
プラスチックの熱分解方法および
この方法により得られた熱分解生成物
出願番号 特願2000-053081


足立実験室
ミニプラント


研究概要 研究開発の沿革 実験室・ミニプラント

 
東京エルテック株式会社  ECO RECYCLE TECNOLOGY CO.,LTD TOKYO